子育ての日々

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zoom RSS どらちゃん のこと

<<   作成日時 : 2005/10/26 00:39   >>

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本人は、ドラえもんを名乗っている
確かに、似ていなくはない。

私の、その子の第一印象は、「なんて元気な子なんだろう」だった。
   入学式の朝、端っこから順番に始まった自己紹介、
   一番指名されたのは、女の子だった。口火を切ったその子の挨拶は
   私の予想を、あっさりと裏切った。
そんじょ、そこらの男の子は、負けちゃうくらいの歯切れのいい自己紹介だった。

にゅんは、翌日、帰ってきて言った。
「すごい女の子がいたよ。自己紹介で、いきなり、『千と千尋の兄役やります』
って、ほんとに、やっちゃったんだぜ。」って。

それが、私たち親子の、どらちゃんの第一印象である。

 でも、待って!これを読んでくれてる貴方。
 ここから先の話、どらちゃんのことを、ドラえもんの外見で想像しないで・・・
 どらちゃん、ロボットはロボットでも、あられちゃん
 風の外見なの。それで、想像してみてくださいな。

にゅんの、不思議な相棒は、
なんと、一応、制服はスカートをはいた可愛い女の子です
そういうイメージを作るようにと厳しい指導がありました・・・汗)
どうして、彼女が相棒になったのか、とっても長い話になりますが、
お話したいと思います。

にゅんの学校は、どの活動よりも、生徒会活動が優先される学校です。
生徒会は、さまざまな行事の、立案や構成を担い、日々、職員会と戦いながら
自主的に活動しています。
また、先輩が後輩を大切に育てる校風で、代々、その思いは引き継がれています。

入学したときの、新入生の歓迎会と生活の学習の先輩たちの寸劇の
感激は、にゅんにとってはかりしれないものでした。
当時の生徒会長が、部活の先輩だったこともあり、
また、にゅんが、たまたま学年長もしていたこともあって、
先輩たちが、にゅんのことを、生徒会の表舞台に
何度も何度も引っ張りあげてくれました。
 まだ、入学して日も浅いころ、生徒集会で意見を言う機会があり、
 自分の発した意見に、3年生の席から
 「よく言った!」っと声があがったそうです。
 そのとき、自分が受け入れられた嬉しさに鳥肌が立ったと話していたことを思い出します。
 当時の生徒会役員たちの会話を聞きかじり、また、自分のような一年坊主の
 意見にも耳を傾けてくれる3年生の姿に、にゅんは憧れていきました。
 にゅんの中で、3年生、とりわけ、生徒会長のK君への思いは募っていきました。
いつか、K先輩のように、生徒会を引っ張っていける人間になりたい。
 それが、あの子の深い思いになりました。

どらちゃんは、文化祭を作る委員でした。
委員長の先輩が話してくれたこと、接し方、そして、文化祭を作り上げていく苦労、
悲しみ・・・全部が、どらちゃんの心に残りました。
どらちゃんの中には、いつしか、この祭りを仕切りたいという思いが募りました。
どらちゃんもまた、いろんな先輩から育てられました。
かけてもらった言葉、先輩の姿、いつか、必ず、後輩たちに返して上げたいと
思ったそうです。

にゅんは、1年の、どらちゃんは、2年の級長になりました。
個性派ぞろいのクラスの中で、根も葉もない噂を立てられ、
孤立無援になって、にゅんは、一時期、人間不信に陥りました。
成績も、その頃が底だったと思います。
私自身、一人も知り合いがいなくて、お母さんたちも、みんな、
すごく、気取った人に見えていました。どうしたらいいかわからず、
とっても悩んでいて・・・

たまたま、どらちゃんちが、クラス連絡網の前の家庭でした。
懇談会での気さくな発言。どらちゃんママを取り巻くほわっとした空気。
連絡網のついでに、私はついつい
「どうしていいかわからなくて」と、戸惑いを口に出していました。
そのころ、正直、場違いな学校に来てしまったのかなあと感じていたのです。
「大丈夫よ」
どらちゃんママは、優しく話を聞いてくれました。そして、
「にゅんくんは、そんな(うわさのとおりの)奴じゃないって、ドラが言ってるよ」
あー、ちゃんと公平な目で見てくれる子がいる。
私は救われた思いで、にゅんに話しました。
どらは、男子の間でも一目置かれる、女の子です。
にゅんは、「どらが、俺のこと、そういってくれたのか」と、ぽつりと話しました。

二年になって、
今度は、どらちゃんが、級長になりました。
どらちゃんも、やっぱり、自分の非のないところで、冷たい空気にさらされました。
にゅんより、ずっと、強いどらちゃんでしたが、
鈍感なにゅんの気づかないところで、苦しい思いをしていました。
どらちゃんのママから、その様子を聞いた後、
にゅんに、どらちゃんの様子を話してみました。
にゅんは、どらちゃんに電話をして、様子を聞き、
今度は、にゅんが、どらちゃんと噂の発信もとの間に割って入りました。
級長の苦しさ、痛いほどわかっていたからでしょう。

にゅんが、どらちゃんの大学生のお兄ちゃんと仲良しになったのは
この頃です。お兄ちゃんに勉強を教えてもらいに、どらちゃんの
家に行くようになり、そのついでに、
お互いの、文化祭や生徒会の思いを話すようになったようです。
 残念ながら、彼らが二年生のときの生徒会役員は、
 彼らの理想からは、程遠いものでした。
 これではいけない。これじゃ、伝統を守れない。
中学生の彼らなりの、かわいい正義感がムクムクと
湧き上がってきたのが、去年の今ごろです。
  ただ、そのころ、にゅんは、自分の成績不振や1年時のクラスでの葛藤
  から、生徒会選挙に立候補することはあきらめていました。

それでも、文化祭が終わった日、
二人の怒りは爆発しました。こんなんじゃだめだ!なんとかしょう!
夏からの話し合いで、二人の思い描く生徒会像は、ほぼ同じだと
確認してありました。
 じゃあ、どっちが、立候補しようか。
実力的には、どらちゃんでした。でも、どらちゃんでは、クラスは勝ちぬけても、
学校では勝てない。どらちゃんが、にゅんをバックアップしてくれると
言ってくれたようです。
 にゅんの決心は固まりました。どらちゃんと共同戦線なら勝てるかも。
そして、ふたりの戦いが始まりました。
 一年前の今ごろ、とんでもない結果が待っていたのに・・・

                    つづきは、明日!

追記  いまどき、こんなに生徒会に熱くなるなんて、フィクションに違いない! 
     と、お思いのあなた・・・これ、マジなのです。そして、このあと、
     中学生とは考えられない、恐ろしい選挙戦になったのです。
       でも、ちょっと、どら と にゅん 作ってない?って、
       作ってません。あの二人は、きっと、時代を50年くらい、いや、
       もっと、間違えて生まれてきたのかも知れないと、今でも時々、
       思うほどですから・・・

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